宮城県白石市の傷害事件 示談交渉により事件化阻止の弁護活動

宮城県白石市の傷害事件 示談交渉により事件化阻止の弁護活動

会社員男性Aさんは自身が勤める宮城県白石市の会社内で、部下のVさんとトラブルになり、カっとなってVさんの顔面を殴って加療2週間の怪我を負わせてしまいました。
Vさんは、病院を受診して治療を受けているものの警察にはまだ届け出ていません。
Vさんは、Aさんに治療費の支払いを求めており、Aさんが支払わない場合警察に被害届を出すと話しています。
(フィクションです。)

~傷害罪と示談~

傷害罪は、「人の身体を傷害」した場合、つまり、他人に傷害を負わせたら成立します。
傷害罪の法定刑は15年以下の懲役又は50万円以下の罰金です。
「傷害」とは、一般的には、人の生理的機能に障害を与えることといわれています。
この「傷害」に至らない有形力の行使を行った場合には、暴行罪となります。

事例では、AさんがVさんの顔面を殴って加療2週間の怪我を負わせているため、傷害罪に当たると思われます。

事例では、まだVさんは被害届を出していないため、示談によって事件化しないで事件を解決できる可能性があります。
示談とは,被害者に対して相応の金銭を支払った上で,当事者間で事件を解決するという内容の合意をすることをいいます。
示談は民事上の契約なので、加害者と被害者の二人だけで締結することもできます。
しかし、犯罪の加害者と被害者という関係であるため、当事者同士での謝罪や示談交渉に応じてもらえたとしても、
・お互いが感情的になって話が平行線となり、交渉がうまくいかず関係が悪化する場合
・法的知識が十分でないために締結した契約内容が紛争解決に不十分である場合
がままあります。

そのような事態を防ぐためには、弁護士を第三者として仲介させることが望ましいでしょう。
弁護士を介して示談交渉し、被害者に対して真摯に謝罪と被害弁償を行って被害者から被害届を出さないことについて約束していただければ、警察から捜査を受けることなく、当事者同士で事件を解決することが期待できます。
もし被害者から不合理な金額を要求されている場合などは、妥当な金額に向けて粘り強く交渉します。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、数々の示談をまとめ上げてきた刑事事件専門の法律事務所です。
傷害罪示談を締結して事件化を阻止したいとご希望されている方は、お気軽にフリーダイヤル0120-631-881までお問い合わせください。
(宮城県警察白石警察署への初回接見費用:41,120円)

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