宮城県仙台市青葉区の住居侵入事件

宮城県仙台市青葉区の住居侵入事件

宮城県仙台市青葉区の住居侵入事について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所仙台支部が解説します。

【刑事事件例】

Aさんは、現在、別居中であり、なおかつ離婚訴訟中である妻Vさんの不貞の証拠写真を撮る目的で、Vさんが居住している宮城県仙台市青葉区にある家屋に合鍵を使って玄関から侵入しました。
このとき、Aさんの侵入に気づいたVさんが警察に通報し、駆けつけた宮城県警察北警察署の警察官にAさんは住居侵入罪の容疑で現行犯逮捕されてしまいました。
なお、Aさんが侵入した家屋の所有権はAさんにありましたが、Aさんが家屋を出ていく形で別居がはじまり、別居期間はすでに約2年6か月が経過していました。
また、AさんとVさんは、離婚の意思が固く、2人が再び同居する可能性が消滅してから、すでに1年5か月が経過していたとします。
(東京高判昭和58年1月20日を参考にしたフィクションです)。

【住居侵入罪とは】

(住居侵入等)
刑法130条 正当な理由がないのに、人の住居若しくは人の看守する邸宅、建造物若しくは艦船に侵入し、又は要求を受けたにもかかわらずこれらの場所から退去しなかった者は、3年以下の懲役又は10万円以下の罰金に処する。

住居侵入罪を規定している刑法130条は、やや複雑な構造をしています。
刑事事件例のAさんとの関係においては、①「正当な理由がないのに」、②「人の住居」に③「侵入」したという3つの要件が問題になるでしょう。
この住居侵入罪の3つの要件の意味については、下記で詳しく説明します。

【住居侵入罪の成立要件とは】

①「正当な理由がないのに」
住居侵入罪の「正当な理由がないのに」の要件についてですが、この言葉自体に特別な意味はありません。
住居への立ち入りは広く一般に行われているものですから、その中から、適法な立ち入りは住居侵入罪には当たらないということを確認的に規定したものと考えられています。

刑事事件例において、不貞の証拠写真を撮影する目的で、Aさんが宮城県仙台市青葉区にある家屋に立ち入った行為は適法なものとはいえないでしょうから、住居侵入罪の「正当な理由がないのに」という要件は満たすことになりそうです。

②「人の住居」
住居侵入罪の「人の住居」とは、自らが居住者ではない住居のことを意味します。
このことから、現在、居住している者は住居侵入罪の主体にはなりません。
もっとも、居住から離脱した人は、住居侵入罪の主体になり得ます。

刑事事件例に即して説明すると、Aさんが立ち入った場所は、Aさんが所有する家屋ではあるものの、既にその家屋を出てから2年6か月が経過し、Vさんと再度の同居の可能性が消滅してから1年5か月が経過したという事情の下では、Aさんは家屋の居住から離脱した人と評価され、Aさんが立ち入った家屋は、住居侵入罪の「人の住居」に該当する可能性が高いといえます。

③「侵入」
住居侵入罪の「侵入」とは、判例によると、住居権者あるいは管理権者の意思に反する立ち入りのことを意味します。
刑事事件例においては、住居権者であるVさんがAさんの立ち入りを認めなければ、Aさんの立ち入りはVさんの意思に反する立ち入りになるため、住居侵入罪の「侵入」の要件を満たすことになるでしょう。

以上より、刑事事件例におけるAさんの行為は住居侵入罪にあたる可能性が高いといえるでしょう。

【住居侵入罪の弁護活動】

住居侵入罪逮捕されてしまった場合、どのような刑事弁護活動をすることができるのでしょうか。
そして、そのような刑事弁護活動にはどのような効果が期待できるのでしょうか。

まず、身体拘束の解放を目指す刑事弁護活動が考えられます。
刑事事件例の住居侵入事件では、逮捕の後には、勾留という身体拘束が続く可能性がありますが、早期に刑事弁護士が付くことによって、勾留がなされないよう検察官や裁判官に働きかけることができます。
また、仮に勾留決定がなされてしまった場合でも、刑事弁護士は勾留決定に対して不服を申し立てることができます。

この他にも、被害者の方との示談交渉を進めることで、刑事上の責任を軽減させる刑事弁護活動が考えられます。

具体的な刑事弁護活動については、事件の内容によって異なってきますので、住居侵入罪の容疑で逮捕された方の刑事弁護を希望されている方は、刑事事件専門の弁護士に相談し、住居侵入事件を起こしてしまった経緯や、逮捕・勾留の状況をお話することをお勧めいたします。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所仙台支部は,刑事事件の加害者となってしまった方の刑事弁護を専門に扱う法律事務所です。
刑事事件に関する豊富な経験を有する刑事弁護士が,住居侵入事件の初回接見サービス初回無料法律相談を行うことができます。
宮城県仙台市青葉区の住居侵入事件でお困りの場合は,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所仙台市支部までご相談ください。

 

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