Archive for the ‘刑事事件’ Category

宮城県石巻市の犯罪収益等隠匿罪で逮捕 組織的犯罪処罰法違反なら刑事弁護士

2018-07-06

宮城県石巻市の犯罪収益等隠匿で逮捕 組織的犯罪処罰法違反なら刑事弁護士

宮城県石巻市において、公安委員会の許可を受けないで、女性従業員に飲食客を接待させる風俗営業を違法に営み、その営業で取得した犯罪収益が、自己以外の者に帰属しているように仮装しようとして、飲食客のクレジットカードにより支払った売上金を、自己が管理する他人名義の銀行口座に振り込ませ、犯罪収益の取得事実を仮装したとして、Aさんは組織的犯罪処罰法違反(犯罪収益等隠匿)の容疑で宮城県警察河北警察署逮捕されました。
Aさんの家族は、刑事事件に強い弁護士無料法律相談に訪れました
(2016年11月9日三重県警察HP掲載の事件事故情報を参考に作成したフィクションです。)

通称「組織的犯罪処罰法」は、正式名称を組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律と言います。
この法律は、組織的な犯罪に対する処罰強化とともに、犯罪収益のマネーロンダリングの処罰、犯罪収益の没収・追徴などについて定めています。

犯罪収益等隠匿罪は、組織的犯罪処罰法10条1項に以下のように規定されています。
「犯罪収益等の取得若しくは処分につき事実を仮装し,又は犯罪収益等を隠匿した者は,5年以下の懲役若しくは300万円以下の罰金に処し,又はこれを併科する。犯罪収益の発生の原因につき事実を仮装した者も,同様とする。」
なお、未遂及び予備(2年以下の懲役又は50万円以下の罰金)も処罰されます。

犯罪収益の仮装行為とは、
・他人名義で銀行に預貯金する行為(犯罪収益等の取得につき事実を仮装)
・盗んだ物を他人名義で質入れする行為(犯罪収益等の処分について仮装)
等が挙げられます。
犯罪収益の隠匿行為については、
・物理的方法等により隠匿する行為
等があります。

犯罪収益の仮装行為や隠匿行為は、金融機関等を経由することによって犯罪収益をクリーンな外観を有する財産に変えて前提犯罪との関係を隠し,あるいはこれらの財産を隠匿する目的で行われます。
このような行為は,将来の犯罪活動への再投資や,事業活動に投資されて経済活動に悪影響を及ぼすおそれのある犯罪収益の保持・運用を容易にするものであるため、これを処罰するため、犯罪収益等隠匿罪が設けられました。

なお、犯罪収益等隠匿罪が成立するには、仮装・隠匿した犯罪収益が、組織的犯罪処罰法で規定された前提犯罪によるものであることが必要です。

最近、犯罪収益等隠匿罪で報道されたニュースとしては、
今年の1月17日に埼玉新聞が報じている
・衣料品店で窃取した盗品であるトレーナー1着を親族名義でインターネットサイトに出品し、サイト運営会社から購入代金相当のポイントなどを換金した現金49万9790円を娘の口座に振り込ませた疑いで、女性が組織的犯罪処罰法違反(犯罪収益等隠匿)の疑いで追送検されています。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件を専門にした弁護士事務所です。
組織犯罪処罰法違反逮捕や送検されてお困りの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士までお問い合わせ下さい
(初回法律相談:無料)

宮城県岩沼市のストーカー事件 逮捕なら刑事事件専門弁護士へ初回接見依頼

2018-06-29

宮城県岩沼市のストーカー事件 逮捕なら刑事事件専門弁護士へ初回接見依頼

20代大学生のAさんは、同級生で交際相手のVさんとの別れ話がもつれてトラブルになり、Vさんの自宅や大学で待ち伏せする、メッセージアプリで復縁を迫る文章を繰り返し送付するなどしていたところ、ストーカー規制法違反の容疑で宮城県警察岩沼警察署逮捕されました。
逮捕の知らせを受けたAさんの両親は、刑事事件専門の法律事務所初回接見を依頼しました。
(フィクションです。)

~ストーカー規制法違反~

事例のAさんは、ストーカー規制法違反の容疑で逮捕されています。
ストーカー規制法では、「つきまとい等」、「ストーカー行為」などを規制しています。
「つきまとい等」とは、特定の者に対する恋愛感情その他の好意の感情又はそれが満たされなかったことに対する怨恨の感情から、特定の者やその家族等に対して行われる特定の行為をいいます。

このつきまとい等となる行為には、相手の自宅先や会社先を見張り、待ち伏せ、うろつく行為はもちろん、監視していることを相手に告げたり、面会や交際を強要したりすることなどが含まれます。
また、ストーカー規制法の改正により、相手から拒まれたにも関わらずメールやツイッター、LINE等のSNSで何度もメッセージを送付する行為もストーカー規制法の対象に含まれるようになりました。
ストーカー規制法では、「つきまとい等」を、同じ相手に対し、身体の安全、住居等の平穏若しくは名誉が害され、又は行動の自由が著しく害される不安を覚えさせるような方法で繰り返し行うことを「ストーカー行為」と定めています。

事例のAさんは、Vさんの自宅や大学で待ち伏せして復縁を迫ったり、メッセージアプリで復縁を迫る文章を繰り返し送付しています。
このAさんの行為は、上記ストーカー行為に当てはまり、ストーカー規制法違反に当たるおそれが高いでしょう。

~初回接見~

事例のAさんの家族は、刑事事件専門の弁護士に初回接見を依頼しています。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所初回接見サービスというのは、逮捕勾留されている方を対象として、ご契約前に、弁護士が、警察署などの留置施設に直接面会に伺うサービスです。
初回接見によって、孤独で過酷な状況下にある逮捕・勾留されている方に、弁護士から取調べについての対応や事件の見通しについて法的なアドバイスをご提供できます。

初回接見後は、担当弁護士からご依頼者様に対して、直ちに接見時の状況や伝言をご報告させていただくことができます。
逮捕されてしまうと時間が進むほど身柄解放のためにできることは限られていき、対処が功を奏する可能性は低くなっていきます。

ご家族がストーカー規制法違反などで逮捕されてしまった場合は、すぐに弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所へ初回接見をご依頼ください。
(宮城県警察岩沼警察署への初回接見費用:38,400円)

宮城県大和町の住居侵入事件で逮捕 身柄解放に尽力する刑事専門弁護士

2018-06-21

宮城県大和町の住居侵入事件で逮捕 身柄解放に尽力する刑事専門弁護士

60代男性のAさんは、金品を盗む目的で住宅敷地内に入り込んだところ、近所の人に見つかり、警察に通報されました。
駆けつけた宮城県警大和警察署の警察官に、Aさんは住居侵入罪の容疑で逮捕されてしまいました。
(フィクションです。)

~住居や建造物への侵入~

他人の住居またはマンションやアパートなどの共同住宅に無断で侵入した場合は、「住居侵入罪」に問われます。
違反した場合、「3年以下の懲役または10万円以下の罰金」の法定刑で処罰を受けることとなり、未遂の場合も同様に処罰されます。

ここで指す「住居」というのは、建物そのものだけではなく、その付属地も含まれます。
具体的には、家の庭やマンションやアパートなどの共有スペースに無断で入った場合も、住居侵入罪に問われてしまいます。

住居侵入罪の大きな特徴として、今回の上記事例のAさんのように、金品を盗む窃盗目的での侵入、盗撮・のぞきなどといった性犯罪目的での侵入のように、他の犯罪目的の手段として住居侵入罪が行われることが多いことも特徴です。

住居侵入罪の容疑をかけられた方は、被害者や目撃者への接触防止や他の犯罪事件捜査の布石のために逮捕勾留される可能性が高くなります。
そのため、もしご家族の方が逮捕勾留されてしまった時は、早い段階で弁護士に相談・依頼をし、証拠隠滅や逃亡のおそれがないことなどを検察官や裁判所に対して主張する身柄解放に向けた弁護活動に動いてもらうことをおすすめいたします。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、刑事事件を専門に取り扱っている法律事務所ですので、住居侵入罪などの相談・依頼も承っております。
ご家族が突然、住居侵入罪の容疑で逮捕されてしまいお困りの方、身柄解放をお願いしたいとお考えの方は、ぜひ一度、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
(宮城県警察大和警察署への初見接見費用:171,160円)

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