消防士が集団レイプで逮捕

消防士が集団レイプで逮捕

消防士4人が準強制性交等罪で逮捕されるという事件がありました。

カラオケ店で10代女性に性的暴行容疑 埼玉の消防士4人逮捕
Yahoo!ニュース(毎日新聞)

この事件について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所仙台支部が解説します。

~準強制性交等罪とは~

この事件は、カラオケ店に来ていた消防士4名が、知人と来店して別の部屋にいた女性を自分たちの部屋に連れ込み、性的暴行を加えたとされる事件です。

消防士4名の逮捕容疑となった準強制性交等罪とは、どんな犯罪なのでしょうか。

前提として、暴行や脅迫をして無理やり性交をするレイプ(強姦)には、強制性交等罪という犯罪が成立します。

刑法177条
十三歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いて性交、肛門性交又は口腔性交(以下「性交等」という。)をした者は、強制性交等の罪とし、五年以上の有期懲役に処する。十三歳未満の者に対し、性交等をした者も、同様とする。

これとは別に、暴行や脅迫をしてはいないものの、相手が抵抗できない状態であることに付け込んで性交に及んだといった場合には、準強制性交等罪という犯罪が成立します。

第178条2項 人の心神喪失若しくは抗拒不能に乗じ、又は心神を喪失させ、若しくは抗拒不能にさせて、性交等をした者は、前条の例による。

気を失っているなどの「心神喪失」、あるいはアルコールや薬物などの影響によりまともに抵抗できない「抗拒不能」などの状態にある相手の同意なく、性交に及んだ場合に成立することになります。
アルコールや薬物を摂取させて心神喪失や抗拒不能の状態にしてから性交に及んだ場合にも成立します。

「前条の例による」とは、177条の強制性交等罪と同じく、5年以上の有期懲役ということになります。
有期懲役とは、余罪がない限り、最長で20年の懲役です。

今回の事件では、被害に遭った女性は酒に酔っており、抵抗できない状況だったという報道もなされています。
詳しい状況は報道だけでは分かりませんが、被害女性が「抗拒不能」の状態にあり、それに付け込んで性交に及んだということで、準強制性交等罪の容疑で逮捕されたということになるでしょう。

~実刑判決も予想される~

犯罪をしたとして逮捕されると、最大23日間の逮捕・勾留と呼ばれる身柄拘束がなされた後、刑事裁判がスタートするという流れになることが予想されます。

準強制性交等罪の刑事裁判では、法律上は執行猶予を付けることも可能です。
しかし、被害者に及ぼす影響などから、懲役の下限が5年になっている重い犯罪であることから、かりに初犯であっても実刑判決となり、刑務所に入ることも十分予想されます。

特に今回は被害者の女性が10代であること、集団で犯行に及んだことなどから悪質性が強いとされ、判決が重くなる要素となるでしょう。

~弁護士にご相談を~

このような事件で弁護士は、取調べへの対応方法をアドバイスしたり、保釈請求を行って釈放させたり、被害者の方と示談を目指すなどをして必要以上に重い判決とならないよう弁護活動をしてまいります。

もちろん、本当はやっていないというケースであれば、犯行に加わっていないことをうかがわせるような証拠を集めるなど、無罪獲得に向けて全力で弁護活動を行います。

ご家族などが逮捕されたといった場合にはぜひ1度、弁護士にご相談いただければと思います。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所仙台支部は、刑事事件・少年事件を専門とする弁護士事務所です。
逮捕されている事件では、弁護士が警察署での面会(接見)を行う初回接見サービスのご利用を、逮捕されていない事件やすでに釈放された事件では無料法律相談のご利用をお待ちしております。

 

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