首絞め傷害容疑で不起訴

首絞め傷害容疑で不起訴

息子への首絞め傷害容疑で逮捕されるも不起訴となった事件がありました。

多賀城市で10代息子の首絞め傷害容疑で逮捕の父親 仙台地検が不起訴処分・宮城
Yahoo!ニュース(ミヤギテレビ)

この事件について、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所仙台支部が解説します。

~不起訴とは~

この事件は今年1月、多賀城市の自宅で、10代の息子の首を絞めてケガをさせたとして、傷害の疑いで逮捕された父親が、不起訴処分になったというものです。

この不起訴処分とは何でしょうか。

通常、犯罪が発生すると、まずは警察が捜査を開始します。
警察が一通りの捜査を終えると、今度は捜査の担当が検察に移されます。
これを送検と言います。

事件を送られた検察官は、さらに取調べなどの捜査をした上で、容疑者を刑事裁判にかけるかどうか判断します。

刑事裁判にかけることを「起訴」、かけないことを「不起訴」と言います。
今回、仙台地方検察庁は、この父親を不起訴としたわけです。

不起訴は、捜査した結果、犯人ではない(あるいは犯人と言い切れない)と判断されたときにもなされます。
また、精神疾患を抱え、刑事責任を問えないと判断された場合になされることもあります。
しかし多くの不起訴は、犯人であることに間違いはなく、刑事責任も問うこともできる場合になされます。

どういうことかと言うと、比較的軽い犯罪において、今回は大目に見るということで、不起訴処分がなされるのです。
より詳しく言うと、被害が大きくない、賠償しており被害が回復されている、しっかり反省している、再犯の可能性が少ない、前科がない(少ない)といった場合に、不起訴となることがよくあるのです。

不起訴となれば、刑事裁判を受けることはなく、刑罰も受けず、前科も付かずに刑事手続きが終了することになります。

今回の事件で仙台地検は、不起訴とした理由について公表していません。
首絞め事件と聞くと、軽い犯罪とも言えないのに、なぜ不起訴となったのか疑問に思うかもしれません。

この点について報道からは詳しいことはわかりません。
ただ、首絞めとなると、より重い殺人未遂罪での逮捕も考えられるわけですが、傷害罪での逮捕であったことを考えると、命にかかわるほどの悪質な態様ではなかったのかもしれません。
つまり、しつけとしての行為が行きすぎてしまったが、父親が反省しており、息子のケガも軽いものだった、父親が処罰を受けることがかえって息子への精神的・経済的負担につながる、といった状況だったことが、1つの可能性として考えられます。

~不起訴を願う場合はご相談を~

今回のような虐待が疑われるような事件の他、万引き・盗撮・痴漢など、(立派な犯罪ではありますが、犯罪の中では)比較的軽い事件では、不起訴になることもよくあります。
特に、被害者に謝罪・賠償して示談を結ぶことができたという場合には、不起訴の可能性が高まります。

とはいえ、被害者側は加害者側と直接交渉することを嫌うことも多く、間に弁護士が入らないと示談ができないことも多いです。
また、示談金はいくらにしたらよいのか、示談書の内容はどうしたらよいのかなど、分からないことが多いでしょう。

そこで、あなたやご家族が、何らかの犯罪をして事件になったが、不起訴など穏便な解決を望む場合には、ぜひお早めに、弁護士にご相談ください。
事件の具体的な内容に応じて、アドバイスいたします。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所仙台支部は、刑事事件・少年事件を専門とする弁護士事務所です。
まだ逮捕されていない事件やすでに釈放された事件では無料法律相談のご利用を、すでに逮捕されている事件では、弁護士が警察署での面会(接見)を行う初回接見サービスのご利用をお待ちしております。

 

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