仙台市若林区の人身事故 交通事故の刑事処分に詳しい弁護士
40代男性Aさんは、仙台市若林区の道路でわき見運転をしてしまい、横断歩道を歩いていた50代女性Vさんと接触して、Vさんに全治2か月の怪我を負わせました。
Aさんは、宮城県警察仙台中央警察署で取調べを受けることになったため、取調べ前に交通事故の刑事処分に詳しい弁護士に無料法律相談に行きました。
(フィクションです。)
~交通事故で刑事事件に~
交通事故にかかる刑事事件において適用される法律には、「道路交通法」と「自動車運転処罰法(自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律)」の2つがあります。
道路交通法には、自動車を運転する際の注意義務等が定められています。
自動車運転処罰法では、その注意義務に違反して人身事故を起こした場合の刑事罰について定めています。
交通事故によって人を死傷させてしまった場合について、自動車運転処罰法は、危険運転致死傷罪と過失運転致死傷罪に分けて定めています。
危険運転致死傷罪と過失運転致死傷罪のどちらが適用されるかは、運転手の運転態様によって変わります。
また、アルコールや薬物の影響によって交通事故を起こしてしまった場合について、危険運転致死傷罪が2つに区分されています。
危険運転致死傷罪(自動車運転処罰法2条)が適用される場合の法定刑は、致傷罪のケースでも15年以下の懲役です。
一方、過失運転致死傷罪が適用される場合の法定刑は、7年以下の懲役若しくは禁錮又は100万円以下の罰金であり、被害者が亡くなっていても罰金刑が選択される可能性が残っています。
交通事故で刑事事件になる場合は、刑法に載っている罪に比較してどの罰条が適用されるかの判断が難しいです。
しかし、どの罰条が適用されるかによって刑罰が大きく異なり、危険運転致死罪の場合は裁判員裁判になるなど、手続きにも大きく差があります。
そのため、弁護士に弁護を依頼される場合は、交通事件・刑事事件に長けた弁護士にご依頼される方が安心できるでしょう。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所には、過失運転致死傷罪・危険運転致死傷罪に詳しい弁護士が多数在籍しています。
交通事故で刑事事件になってお困りの場合は、まずは無料法律相談または初回接見サービスをご利用ください。
(宮城県警察仙台中央警察署への初回接見費用:34,100円)