仙台市太白区の無車検車運行・無保険車運行 交通事件で頼れる弁護士

仙台市太白区の無車検車運行・無保険車運行 交通事件で頼れる弁護士

仙台市太白区を自動車で走行していて交通検問に遭遇したAさんは、宮城県警察仙台南警察署の警察官から、Aさんの車が保険に入っておらず、車検も切れていることを指摘されました。
Aさんは自動車損害賠償保障法違反道路運送車両法違反の容疑で後日任意出頭するよう要請されています。
(フィクションです)

~無保険車運行・無車検車運行~

自動車で道路を走行する場合、ドライバーには様々な義務が課せられます。

日本では、法律上、新車時を除いて2年に1回車検を受けることが義務付けられています。
車検とは、「自動車検査登録制度」の略称で、自動車などが法定された安全基準を備えていることを確認し、その所有権を公証する制度です。
車検を受けないで自動車検査証が無い状態、あるいは自動車検査証の有効期限が切れている状態で、自動車等(自動二輪車も含む)を運転した場合、道路運送車両法違反として刑罰の対象となります。
自動車等を購入した場合の多くは車検済みですので、無車検となるケースは多くはありません。
多くのケースは車検証の有効期限が切れている状態で、自動車等を運転したというものです。
無車検車運行の罪で有罪判決を受けた場合、6か月以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられます。

また自動車を道路で走行させる場合、保険に加入していることも必要です。
自動車損害賠償保障法では、自動車損害賠償責任保険・共済(いわゆる自賠責保険・共済)に加入せずにまたは、自動車等を運行した場合の刑事処罰を規定しています。
無保険車運行の罪で有罪判決を受けた場合、1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられます。

無車検車運行に当たる場合には、同時に、無保険車運行の罪にも該当するケースが多いです。

無車検車運行無保険車運行に当たる場合、初犯であれば、略式裁判で罰金になるケースも多いようです。
しかし、必ず罰金になるというわけではありません。
同種の前科が過去にあったり、以前にも無保険車運行無車検車運行を咎められたことがあるような場合には、正式裁判になる可能性もあります。

また、無車検車運行無保険車運行はそれ自体が罪となるだけでなく、交通事故を起こした場合は刑の重さに影響します。
無車検・無保険車による事故であることを刑の加重理由に挙げている交通事故の裁判例があります。
車検や自賠責保険の制度は、自動車が持つ危険性に鑑み、事前事後において被害者の保護を図ろうとする制度です。
ですから、これらの制度に対して無関心な姿勢は、裁判官に対しても、自動車によって生じる被害を防止しようという意識が希薄であるとの印象を与えてしまいます。
そのため、交通事故の場合に、その行為態様の悪質性を高める事情とされてしまうのです。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所交通事件の経験豊富な法律事務所です。
無車検車運行無保険車運行でお困りの場合は、無料相談と初回接見サービスをご利用ください。
(宮城県警察太白警察署 初回接見費用:34,800円)

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