宮城県南三陸町の強制わいせつ致傷罪で逮捕 裁判員裁判なら刑事事件専門弁護士

宮城県南三陸町の強制わいせつ致傷罪で逮捕 裁判員裁判なら刑事事件専門弁護士

30代男性Aさんは、人気のない路地でVさんの背後から抱きつき、Vさんの下着に手を入れて胸や陰部を触りました。
隙をついてAさんから逃れたVさんは、走り出してすぐに転倒し、加療約3週間の怪我を負いました。
その後、後日Vさんから被害届が出されてAさんは宮城県警察南三陸警察署により強制わいせつ致傷罪逮捕勾留されました。
Aさんは、警察官から、起訴されれば裁判員裁判になると言われています。
(フィクションです)

~強制わいせつ致傷罪~

強制わいせつ致傷罪は、強制わいせつ罪(=暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をする罪)または、強制わいせつ罪の未遂罪を犯して、よって人に怪我をさせた場合に成立する犯罪です。
強制わいせつ致傷罪は、強制わいせつ罪の行為の結果、被害者に怪我(=傷害)という重い結果が発生した場合に、重い刑罰を科すものです。
強制わいせつ罪の法定刑は、6月以上10年以下の懲役ですが、強制わいせつ致傷罪の法定刑は、無期又は3年以上の懲役と重くなっています。

なお、強制わいせつ致傷罪における被害者が負った傷害は、暴行やわいせつ行為から生じた怪我のみならず、強制わいせつ罪に随伴する行為から起こされた怪我も含むとされています。
事例でもVさんは、Aさんから逃げる際に自ら転倒して怪我を負っていますが、この怪我は時間的・機会的にみれば「強制わいせつ罪に随伴する行為から起こされた怪我」と言えると思われます。
そう考えると、Aさんの行為は強制わいせつ致傷罪に該当するおそれがありそうです。

~裁判員裁判の対象に~

強制わいせつ罪致傷罪は重大な犯罪であり、法定刑に無期懲役が含まれているため裁判員裁判の対象となります。
裁判員裁判では、普段刑事裁判に触れる機会のない一般市民が裁判員として参加するため、通常の裁判官だけの裁判の場合よりも、「分かりやすい」公判進行が求められます。
裁判で使用する言葉についても、難解な法律用語を避け、普段法律に触れることのない方にも充分理解できる表現を用いる必要があります。
裁判員裁判は、通常の裁判以上に,わかりやすく,核心を突いた,説得的な,法廷技術が求められますので、弁護士の技術によって、弁護側の主張の伝わり方が異なってくるのです。
裁判員裁判に長けた弁護士に弁護人についてもらいたいと考える場合は、裁判員裁判の弁護の経験がある刑事事件専門の弁護士に依頼することを検討してみてください。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所は、強制わいせつ致傷罪をはじめとする裁判員裁判も取り扱う刑事事件専門の法律事務所です。
強制わいせつ致傷罪裁判員裁判刑事事件専門の弁護士に依頼したいとお考えの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所へご相談ください。
(宮城県警察南三陸警察署への初回接見費用:お気軽にお問い合わせください)

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