宮城県栗原市の児童ポルノ単純所持の少年事件 警察介入前に弁護士に依頼 

宮城県栗原市の児童ポルノ単純所持の少年事件 警察介入前に弁護士に依頼  

高校2年生17歳のAくんは、自室のパソコンとスマートフォン内に幼女の裸の写真を保存していましたが、両親に写真の存在に気付かれてしまいました。
児童ポルノの所持で逮捕された人のニュースを見たことがあったAくんの両親は、少年事件性犯罪に詳しい弁護士無料法律相談に行きました。
(フィクションです。)

~児童ポルノ所持事件の摘発数~

児童ポルノ」とは、簡単に言えば、児童(18歳未満の者)の裸や性交・性交類似行為などが描写された写真や画像データなどを言います(児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律第2条第3項)。

2018年10月4日に警視庁が今年上半期(1~6月)に全国の警察が摘発した児童ポルノ事件は1423件で、過去最多だったと発表しています。
単純所持を含む「所持等」の今年上半期の摘発数は393件で、前年の31件を大幅に上回っています。
そのうち、338件は国内最大規模とみられる児童ポルノDVDのネット販売店を警視庁が摘発した事件だったそうです。
この児童ポルノDVDのネット販売店に関連した摘発は、ニュースでかなり報道されていたため、記憶にある方もいらっしゃるかもしれません。

捜査機関は、サイバーパトロールにより、児童ポルノ関連サイトの閲覧履歴等から、児童ポルノ禁止法の被疑者を割り出しているそうです。

~児童ポルノ単純所持とは~

「単純所持」とは、自己の性的好奇心を満たす目的で,児童ポルノを所持した場合で、法定刑は「1年以下の懲役又は100万円以下の罰金」と定められています(同法第7条第1項)。
(ただし、Aくんは未成年ですから上記の刑罰ではなく、少年事件として扱われて更生のための保護処分が検討されることになります。)

Aくんが、性的好奇心を満たす目的で幼女の裸の写真を所持しており、自分の意思で所持するに至った場合は、児童ポルノ単純所持にあたることになると思われます。

しかし、警察に事件が発覚する前で、Aくんが被害児童の保護者等との連絡先を知っている場合であれば、被害児童の保護者等と示談することで被害届の提出を阻止して事件化を防ぐことができます。

ネット販売店でダウンロードした場合など被害児童の保護者等の連絡先もわからない場合であれば、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所では、「顧問契約」という形で事件対応することができます。
これは、警察が事件介入する前でも、弁護士による随時の法的アドバイスと逮捕直後の初回接見が無料で受けられるという契約です。

警察の事件介入前の児童ポルノ単純所持でお困りの場合は、まずはお気軽に無料法律相談をご利用下さい。
(宮城県警察築館警察署管内の事件の初回法律相談:無料)

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