Archive for the ‘性犯罪’ Category

宮城県仙台市泉区内の盗撮事件

2021-07-20

宮城県仙台市泉区内の盗撮事件

宮城県仙台市泉区内の盗撮事件について,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所仙台支部が解説します。

【刑事事件例】

宮城県仙台市泉区で会社員をしているAさん(35歳)は,職場において,同僚の30代女性の事務机の裏側に小型カメラを仕掛け,スカート内の下着を盗撮してしまいました。
盗撮事件の被害を受けた女性(Vさん)が,机の裏側に設置されていた小型カメラに気付き,宮城県泉警察署に盗撮事件の被害を訴えたことにより,Aさんによる宮城県迷惑行為防止条例違反事件盗撮事件)が明らかになってしまったといいます。
Aさんは,「自分のために盗撮していた」という趣旨の話をし,自らの宮城県迷惑行為防止条例違反事件盗撮事件)の容疑を認めたといいます。
(フィクションです。)

【宮城県迷惑行為防止条例違反の罪(盗撮の罪)とは】

宮城県迷惑行為防止条例3条の2第4項
何人も,正当な理由がないのに,集会場,事務所,教室その他の特定かつ多数の者が利用するような場所において,人の下着等を撮影してはならない。

宮城県迷惑行為防止条例3条の2第4項では,「事務所」「その他の特定かつ多数の人が利用するような場所において,」「人の下着等を撮影」すること(盗撮すること)を禁止しています。

刑事事件例のように,職場において,同僚の30代女性の事務机の裏側に小型カメラを仕掛け,スカート内の下着を盗撮する行為は,この宮城県迷惑行為防止条例3条の2第4項に触れると考えられます。

【盗撮事件を起こした場合の刑罰とは】

宮城県迷惑行為防止条例16条
次の各号のいずれかに該当する者は,1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。 ②第3条の2第4項の規定に違反した者

宮城県迷惑行為防止条例3条の2第4項の規定に触れた(盗撮した)者は,「第3条の2第4項の規定に違反した者」であるので,「1年以下の懲役又は100万円以下の罰金」に処せられる可能性があります。

ここで,懲役とは刑務所において刑務作業に服することをいい,罰金とはその名の通り一定額の金銭を徴収されることをいいます。
そのため,宮城県迷惑行為防止条例3条の2第4項の規定に触れた(盗撮した)者は,1年もの間,刑務所で刑務作業を強いられたり,100万円という大金を聴取されたりする可能性があるのす。
興味本位,気軽な気持ちで盗撮行為をした場合においても,このような厳罰が科される可能性があるので,注意が必要です。

【宮城県迷惑行為防止条例違反事件と身柄解放活動】

宮城県迷惑行為防止条例違反事件盗撮した)において,早期に盗撮事件での逮捕・勾留といった身体拘束から解放されたいという場合,刑事弁護士に身柄解放活動(刑事弁護活動)を行ってもらえないか助言を求めるのが良いでしょう。

身柄活動において早期に釈放されるかどうかは,その事件の具体的な事情に左右されますので,まずは刑事弁護士に事情を説明することから身柄拘束の第一歩がはじまります。

例えば,刑事事件例では,もしかしたらAさんが一家の大黒柱であるのかもしれません。
それにもかかわらず,Aさんが長い間,盗撮事件での逮捕や勾留をされ続けた結果,会社を解雇されてしまったという場合,AさんのみならずAさんのご家族も大きな不利益を被るかもしれません。
このような場合,刑事弁護士は,身体拘束を求める検察官や,身体拘束を決定する裁判官に対して,Aさんが盗撮事件での逮捕・勾留され続けると,Aさんのみならず,Aさん以外のご家族の人生までもが大きな影響を受けてしまうので,何とか長期の盗撮事件での逮捕・勾留はさけてもらえないかと主張していくことができると考えられます。

刑事弁護士がどのような論理で早期の釈放を求めていくのかは,こういった事件を取り巻く具体的な事情に大きく左右されますので,まずはお近くの刑事弁護事務所にご相談の上,現在,盗撮事件の被疑者の方がどのような状況におかれているのかといったことを整理できるようにすることが大切です。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所仙台支部は,刑事事件を専門に扱う法律事務所です。
宮城県仙台市泉区内で盗撮事件を起こし,刑事弁護士を探しているという場合は,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所仙台支部までご相談ください。

宮城県迷惑行為防止条例違反事件(痴漢事件)

2021-07-16

宮城県迷惑行為防止条例違反事件(痴漢事件)

宮城県迷惑行為防止条例違反事件痴漢事件)について,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所仙台支部が解説します。

【刑事事件例】

Aさんは,宮城県仙台市青葉区のJR仙台駅の路上において,「ハグしましょう」などと声をかけ、女子高校生ら(V1さん,V2さん)に抱きつき,胸など体を触ったとして,宮城県仙台中央警察署の警察官により宮城県迷惑行為防止条例違反痴漢の容疑で逮捕されました。
Aさんは,「ハグをするのが目的だった」と宮城県迷惑行為防止条例違反痴漢の容疑を一部否認しています。
Aさんは,宮城県仙台中央警察署の警察官から,「同様の被害が数件があることは確認している」と言われています。
Aさんには宮城県迷惑行為防止条例違反が成立し,刑罰が科されてしまうのでしょうか。
(2021年7月13日にABCニュースに掲載された記事を参考に作成したフィクションです。)

【宮城県迷惑行為防止条例違反の罪とは】

宮城県迷惑行為防止条例3条の2第1項(卑わいな行為の禁止)
何人も,公共の場所又は公共の乗物において,人を著しく羞恥させ,又は人に不安を覚えさせるような次に掲げる行為をしてはならない。
1号 衣服その他の身に着ける物(以下「衣服等」という。)の上から又は直接人の身体に触れること。

刑事事件例のAさんの行為は,宮城県迷惑行為防止条例のうち,特に宮城県迷惑行為防止条例3条の2第1項1号の「卑わいな行為の禁止」の規定に違反する可能性があります。
この宮城県迷惑行為防止条例違反の罪は,いわゆる痴漢を取り締まるための規定です。

【宮城県迷惑行為防止条例違反の罪の刑罰とは】

宮城県迷惑行為防止条例17条1項
次の各号のいずれかに該当する者は,6月以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。
1号 第3条の2第1項から第3項までの規定に違反した者(前条第1項第1号の規定に該当する者を除く。)

宮城県迷惑行為防止条例17条2項
常習として前項第1号から第3号までの違反行為をした者は,1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。

宮城県迷惑行為防止条例3条の2第1項1号の痴漢の禁止規定(宮城県迷惑防止条例違反の罪)に違反した場合,「6月以下の懲役又は50万円以下の罰金」,つまり刑務所への服役や多大な罰金が強いられることになる可能性があります。

また「常習として」痴漢行為を行っていたうえで宮城県迷惑行為防止条例3条の2第1項1号の痴漢の禁止規定(宮城県迷惑防止条例違反の罪)に違反した場合には,「1年以下の懲役又は100万円以下の罰金」が強いられる可能性があります。
すなわち,「常習として」痴漢行為を行った場合には,より長い期間刑務所に服役したり,最大100万円の納入が科されたりする可能性があるのです。

【宮城県迷惑行為防止条例違反事件(痴漢事件)で逮捕された場合】

宮城県迷惑行為防止条例違反事件痴漢事件)で逮捕されてしまったが,これらの重い刑罰(懲役刑や罰金刑)を回避したいという場合は,何よりも宮城県迷惑行為防止条例違反事件痴漢事件)の方と示談をまとめることが重要です。

しかし,宮城県迷惑行為防止条例違反事件痴漢事件)の場合,特に刑事事件例のように被害者の方が未成年者である場合,示談交渉の相手方となる被害者の方のご両親は自分の子どもが痴漢事件の被害に遭ったことに対して,強い怒りや処罰感情を抱いている場合もあります。

このような場合において,宮城県迷惑行為防止条例違反事件痴漢事件)の加害者の方が被害者の方と直接連絡を取り,示談の話をすると,かえって被害者の方の感情を逆撫でてしまったり,示談交渉の経過を複雑にしてしまったりする可能性があります。
このような事態を避けるため,宮城県迷惑行為防止条例違反事件痴漢事件)の加害者の方と被害者の方との間を刑事弁護士が取り持ち,示談交渉が上手く進むようにしていくことができるでしょう。

また,このような示談交渉をする際には,一般に,その前提として犯罪の容疑,刑事事件例では宮城県迷惑行為防止条例違反痴漢の罪の容疑を認めることが必要であると考えられます。
これは,示談というものは,宮城県迷惑行為防止条例違反痴漢の罪という犯罪の容疑を認め,真摯に反省しているからこそ可能なものであるからです。

刑事事件例では,Aさんは,「ハグをするのが目的だった」と宮城県迷惑行為防止条例違反痴漢の容疑を一部否認していますが,仮にAさんが示談を望む場合には,刑事弁護士から宮城県迷惑行為防止条例違反痴漢の容疑を認めることの法的意味や今後の見通しについてしっかりと説明を受けて,示談での事件解決を目指すことが大切であると考えられます。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所仙台支部は,刑事事件を専門に扱う法律事務所です。
宮城県迷惑行為防止条例違反事件痴漢事件)でお困りの場合は,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所仙台支部までご相談ください。

人違いの強制わいせつ事件

2021-07-06

人違いの強制わいせつ事件

人違いの強制わいせつ事件について,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所仙台支部が解説します。

【刑事事件例】

Aさんは,Bさんに好意を抱いておりましたが,AさんはBさんとは知り合い又は友人の関係にあるといえる関係にはありませんでした。
Aさんは「もう強制わいせつでも何でもするしかない」と考え,Bさんの自宅(宮城県仙台市青葉区)を特定した上,ある日の深夜11時,Bさんの自宅付近にて,Bさんが帰宅するのを待ち伏せていました。
すると,女性の人影(後ろ姿)が見えたため,AさんはBさんだと思い,後ろから抱きつきました。
しかし,その女性は全くの別人(Vさん)でした。
Aさんは,Vさんの通報を受けて臨場した宮城県仙台中央警察署の警察官により,強制わいせつ罪の容疑で逮捕されてしまいました。
(フィクションです。)

【強制わいせつ罪とは】

刑法176条
13歳以上の者に対し,暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者は,6月以上10年以下の懲役に処する。

Aさんは,Vさんに対し,暴行を用いて,後ろから抱き着くというわいせつな行為をしています。

このAさんの行為は,客観的には強制わいせつ罪の成立要件に該当します。
しかし,Aさんは,真実,被害者の方がVさんであるのにもかかわらず,VさんをBさんと誤信して強制わいせつ罪にあたる行為に及んでいます。

とすると,Aさんには,強制わいせつ罪の故意(強制わいせつ罪の行為を認識し,認容していること)がないとして,強制わいせつ罪は不成立となるのでしょうか。

【人違いの強制わいせつ事件について】

刑法38条1項
罪を犯す意思がない行為は、罰しない。
ただし,法律に特別の規定がある場合は,この限りでない。

刑法は,故意(犯罪事実の認識をし,認容すること)がある場合にのみ,犯罪が成立するとしています。
これは,行為者(被疑者の方)が犯罪事実を認識したときに,犯罪行為を止めるという反対動機が形成できるのにも関わらず,あえて犯罪行為に出たというところに,行為者(被疑者の方)に責任を問い,刑罰を与えてよいと考えられているからです。

そして,犯罪事実は刑法の各条文に記載された要件のことであるので,刑法の各条文に記載された犯罪の成立要件をおよそ認識している限り,以上のような刑事責任を認めることができると考えられています。

これを刑事事件例に強制わいせつ事件で考えてみると,Aさんがおよそ「13歳以上の者」に対し,暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をするという,刑法176条の強制わいせつ罪の成立要件を認識したとき,Aさんは強制わいせつ罪の行為を止めるという反対動機を形成することができます。
それにもかかわらず,Aさんはあえて強制わいせつ罪の行為に出ているため,ここに反規範的態度があるとして,Aさんに責任があると考えることができます。

したがってAさんには,強制わいせつ罪の故意(強制わいせつ罪の行為を認識し,認容していること)があったとして,強制わいせつ罪が成立すると考えられます。

【人違いの強制わいせつ事件を起こした場合】

刑事事件例のように,たとえ被害者の方が人違いであったとしても,強制わいせつ事件を起こした場合には,その被疑者の方には強制わいせつ罪が成立すると考えられています。
そのため,被疑者の方に強制わいせつ罪が成立することを前提に,できるだけ早く留置施設や拘置所から出ることができるようにしたり強制わいせつ事件の被害者の方と示談を進めたりする必要があります。

以上のような身柄解放活動や示談交渉活動をする際には,刑事事件に強い刑事弁護士を選ぶことをお薦めします。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所仙台支部は,刑事事件を専門に扱う法律事務所です。
人違いの強制わいせつ事件でお困りの場合は,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所仙台支部までご相談ください。

風俗利用時の盗撮事件

2021-05-18

風俗利用時の盗撮事件

風俗利用時の盗撮事件について,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所仙台支部が解説します。

【刑事事件例】

Aさん(23歳)は,宮城県柴田郡内のホテルに呼んだ風俗店従業員の女性(Vさん)の裸をスマートフォンで無断で撮影していたところ,Vさんに盗撮行為が見つかってしまいました。
そして,Aさんは,Vさんにより宮城県大河原警察署の警察官に通報されてしまいました。
その結果,Aさんは,宮城県大河原警察署の警察官により,宮城県迷惑行為防止条例違反(盗撮)の容疑で逮捕されてしまいました。
(2021年5月12日に読売新聞に掲載された記事を参考に作成したフィクションです。)

【宮城県迷惑行為防止条例とは】

宮城県迷惑行為防止条例とは,「人に著しく迷惑をかける行為を防止し,もつて県民生活の平穏を維持すること」(宮城県迷惑行為防止条例1条)を目的として定められています。
宮城県迷惑行為防止条例は,正式名称は「公衆に著しく迷惑を掛ける暴力的不良行為等の防止に関する条例」といいます。

【宮城県迷惑行為防止条例違反(盗撮)とは】

宮城県迷惑行為防止条例3条の2第3項(卑わいな行為の禁止)
何人も,正当な理由がないのに,住居,浴場,更衣室,便所その他人が通常衣服の全部又は一部を着けない状態でいるような場所で当該状態にある人を撮影し,又は撮影する目的で写真機を向け,若しくは設置してはならない。

宮城県迷惑行為防止条例3条の2第3項では盗撮行為を禁止しています。
具体的には,「住居,浴場,更衣室,便所その他人が通常衣服の全部又は一部を着けない状態でいるような場所で当該状態にある人を撮影し,又は撮影する目的で写真機を向け,若しくは設置」する行為(盗撮行為)を禁止しています。

宮城県迷惑行為防止条例16条
次の各号のいずれかに該当する者は,1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。
1号 第3条の2…第3項の規定に違反して撮影した者

宮城県迷惑行為防止条例3条の2第3項に違反して盗撮行為を行った者には,宮城県迷惑行為防止条例違反(盗撮)の罪として,「1年以下の懲役又は100万円以下の罰金」が科せられます。

【刑事弁護士ができることとは】

宮城県迷惑行為防止条例違反(盗撮)事件で刑事弁護士ができることにはどのようなものがあるのでしょうか。

この点,刑事弁護士が行うことができる刑事弁護活動は,一般に①身柄解放活動,②示談交渉,③検察官対応,④裁判対応が考えられます。

①身柄解放活動とは,宮城県迷惑行為防止条例違反(盗撮)の容疑で逮捕・勾留されている被疑者の方を身体拘束から解放するための刑事弁護活動のことをいいます。
通常,宮城県迷惑行為防止条例違反(盗撮)事件の被疑者・被告人の方は身体拘束を受けることで,通勤や通学ができない等の大きな不利益を被っている場合が考えられますので,刑事弁護士は早急な身柄解放活動を行います。

②示談交渉では,宮城県迷惑行為防止条例違反(盗撮)事件の被害者の方に対して,刑事弁護士を通して,謝罪や損害賠償,示談書の締結を行います。
示談は寛大な処分や判決を受けるために有効な手段であると考えられるため,宮城県迷惑行為防止条例違反(盗撮)事件の被疑者の方や依頼者の方のご希望を伺った上で,示談交渉を速やかに行っていきます。

③検察官対応とは,宮城県迷惑行為防止条例違反(盗撮)事件を捜査する検察官に対して,不起訴処分などの寛大な処分をするように働きかける刑事弁護活動のことをいいます。
④裁判対応とは,宮城県迷惑行為防止条例違反(盗撮)事件の被害者の方が起訴されてしまった場合,裁判官に対して,執行猶予や減刑など寛大な判決をするように公判廷において働きかける刑事弁護活動のことをいいます。
検察官対応や裁判対応では,身元引受人となる宮城県迷惑行為防止条例違反(盗撮)事件の被疑者・被告人の方のご家族の方のご協力を得て,宮城県迷惑行為防止条例違反(盗撮)事件の被疑者・被告人の方の更生環境が整っていること等を主張していきます。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所仙台支部は,刑事事件を専門に扱う法律事務所です。
刑事事件に強い刑事弁護士が,初回接見サービスや初回無料相談など刑事弁護活動を行っています。
風俗利用時の盗撮事件でお困りの場合は,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所仙台支部までご相談ください。

宮城県仙台市泉区の強制わいせつ事件

2021-04-30

宮城県仙台市泉区の強制わいせつ事件

宮城県仙台市泉区の強制わいせつ事件について,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所仙台支部が解説します。

【刑事事件例】

宮城県仙台市泉区に住むAさんは,同区の路上においてVさん(18歳・女性)の脚や臀部を触るなどのわいせつな行為をしました。
Aさんは,宮城県泉警察署の警察官により,強制わいせつ罪の容疑で逮捕されました。
AさんとVさんは面識がなく,聞き込みなどからAさんの強制わいせつ事件が発覚したといいます。
(2021年4月24日に福島新聞に掲載された記事を参考に作成したフィクションです。)

【強制わいせつ罪とは】

強制わいせつ罪は刑法176条に定められている性犯罪です。

刑法176条
13歳以上の男女に対し,暴行又は脅迫を用いてわいせつな行為をした者は,6月以上10年以下の懲役に処する。
13歳未満の男女に対し,わいせつな行為をした者も,同様とする。

強制わいせつ罪の要件は,被害者の方が13歳以上の男女である場合には,「暴行又は脅迫」を手段として,被害者の方に「わいせつな行為」をすることです。
被害者の方が13歳未満の男女である場合には,被害者の方に「わいせつな行為」をすることであり,暴行又は脅迫を用いることは強制わいせつ罪の成立要件とされていません。

刑事事件例の被害者の方は18歳であり,強制わいせつ罪の「13歳以上の男女」である場合であるため,被疑者の方に強制わいせつ罪が成立するためには,被害者の方に対して,「暴行又は脅迫」を手段として,被害者の方に「わいせつな行為」をしたといえることが必要となります。

ここで,強制わいせつ罪の成立要件である「暴行又は脅迫」とは,被害者の方の反抗を著しく困難にする程度のものである必要があります。
暴行又は脅迫であればどのような程度のものであってもよいわけではありません。

また,強制わいせつ罪の成立要件である「わいせつな行為」とは,性欲を刺激,興奮又は満足させ,かつ,普通人の性的羞恥心を害し,善良な性的道義観念に反する行為をいうと考えられています。
強制わいせつ罪の「わいせつな行為」に当たる具体例は,被害者の方の胸や臀部を触ったり,無理矢理接吻をしたりすることが挙げられます。

以上の強制わいせつ罪の成立要件(「暴行又は脅迫」,「わいせつな行為」)を満たす場合には,被疑者の方には強制わいせつ罪が成立することになります。

強制わいせつ事件を起こしてしまった場合で,強制わいせつ事件で起訴されて実刑判決を宣告されてしまった場合には,被疑者(被告人)の方には「6月以上10年以下の懲役」が科せられることになります。
そして,懲役刑とは,刑務所に収容され,刑務作業に服することをいいます。

【強制わいせつ事件で逮捕されたら】

強制わいせつ事件逮捕され,以上のような懲役刑を避けたい,刑務所行きを避けたいと言う場合,早急に強制わいせつ事件に強い刑事弁護士を付けて,刑事弁護活動を受けることが必要です。

強制わいせつ事件を受任した刑事弁護士は,強制わいせつ事件を捜査する検察官と連絡を取り,被疑者の方から謝罪や被害弁償を行いたいので,刑事弁護士限りで被害者の方の連絡先を教えてもらえないかと働きかけることができます。

強制わいせつ事件の被害者の方に示談交渉に応じて頂ける場合,刑事弁護士は,被疑者の方やそのご家族の方の意思(示談金として支払える上限の金額など)を確認した上,被害者の方の謝罪の意を伝え,被害弁償を行います。
その際,強制わいせつ事件の被害者の方の処罰感情や要望を考慮し,強制わいせつ事件の被害者の方にも安心できるような示談書を作成します。

示談が締結できた場合は,作成した示談書を,強制わいせつ事件を捜査する検察官や裁判官に示談書を提出し,検察官や裁判官に対して,寛大な処分・判決を下すよう働きかけていきます。

強制わいせつ事件逮捕された場合には,強制わいせつ事件刑事事件に強い刑事弁護士を選任する(費用はこちら)ことをお薦めします。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所仙台支部は,刑事事件を専門に扱う法律事務所です。
宮城県仙台市泉区の強制わいせつ事件でお困りの場合は,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所仙台支部までご相談ください。

夫が痴漢で逮捕

2021-04-20

夫が痴漢で逮捕

夫が痴漢逮捕された場合について,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所仙台支部が解説します。

【刑事事件例】

Aさん(30歳)は,宮城県仙台市青葉区内を走行中の電車内で,20代女性(Vさん)の尻を触るなどしたとして,宮城県仙台北警察署の警察官により,宮城県迷惑行為防止条例違反(痴漢)の容疑で逮捕されました。
夫が痴漢逮捕されたと聞いたAさんの妻は,どうしたらよいかと考えています。
(2021年4月8日に山陽新聞に掲載された記事を参考に作成したフィクションです。)

【宮城県迷惑行為防止条例違反(痴漢)とは何か】

宮城県迷惑行為防止条例第3条の2第1項
何人も,公共の場所又は公共の乗物において,人を著しく羞恥させ,又は人に不安を覚えさせるような次に掲げる行為をしてはならない。
1号 衣服その他の身に着ける物(以下「衣服等」という。)の上から又は直接人の身体に触れること。

宮城県迷惑行為防止条例では,公共の場所/公共の乗物において,衣類等の上から/直接に,人の身体に触れること(痴漢行為)を禁止しています。

【痴漢した場合,どのような刑罰が科されるか】

宮城県迷惑行為防止条例第17条
次の各号のいずれかに該当する者は,6月以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。
1号 第3条の2第1項から第3項までの規定に違反した者(前条第1項第1号の規定に該当する者を除く。)

宮城県迷惑行為防止条例に違反して痴漢行為を行った場合,6月以下の懲役又は50万円以下の罰金が科されます。

【夫が痴漢で逮捕された場合,いつ帰ってくるか】

夫が痴漢逮捕されてしまった場合,ご家族の方(奥様)は,「夫はいつ帰ってくるのか」,「いつから会社に行くことができるようになるのか」といったことがご心配になると思います。

この点については,刑事訴訟法に逮捕・勾留に関する規定が定められています。

刑事訴訟法203条1項
司法警察員(注:警察官のことをいいます。)は,逮捕状により被疑者を逮捕したとき…は,…留置の必要がないと思料するときは直ちにこれを釈放し,留置の必要があると思料するときは被疑者が身体を拘束された時から48時間以内に書類及び証拠物とともにこれを検察官に送致する手続きをしなければならない。

宮城県迷惑行為防止条例違反(痴漢)で逮捕されると,警察官は,48時間以内に被疑者の方の身柄を検察官に送るか,釈放するかを決定します。

刑事訴訟法205条1項
検察官は,第203条の規定により送致された被疑者を受け取つたときは,…留置の必要がないと思料するときは直ちにこれを釈放し,留置の必要があると思料するときは被疑者を受け取つた時から24時間以内に裁判官に被疑者の勾留を請求しなければならない。

警察官から痴漢事件の被疑者の方の身柄を受けると,検察官は,24時間以内に痴漢事件の被疑者の方の勾留を請求するか,釈放するかを決定します。

刑事訴訟法第208条
1項 …被疑者を勾留した事件につき,勾留の請求をした日から10日以内に公訴を提起しないときは,検察官は,直ちに被疑者を釈放しなければならない。
2項 裁判官は,やむを得ない事由があると認めるときは,検察官の請求により,前項の期間を延長することができる。
この期間の延長は,通じて10日を超えることができない。

痴漢事件の被疑者の方が勾留された場合,検察官は,10日以内(勾留の延長がある場合は,最大20日以内)に刑事裁判に提起(起訴)するか,釈放をするかを決定します。
痴漢事件の被疑者の方が上記手続きに従って刑事裁判に提訴(起訴)された場合,保釈が許可されない限り,痴漢事件の被告人(被疑者)の方の勾留は継続することになります。

【夫が痴漢で逮捕された場合,どうすればよいか】

以上のように,逮捕から勾留までは最長23日間身柄を拘束される可能性があります。
さらに起訴されてしまった場合は,裁判が終わるまで長期間の身体拘束が継続することがあります。

そこで,逮捕後,一刻も早く刑事弁護士に初回接見を依頼し,本当に痴漢をしているのかなどの事実関係を確認したり,警察官や検察官による取調べにどう対応すればよいか,法的助言を受けたりすることが重要になります。
また,速やかに刑事弁護士による身体解放のための刑事弁護活動を受けることが大切です。
例えば,刑事弁護士は,起訴される前は勾留請求に対する意見書/勾留決定に対する準抗告申立書(不服申立書)を提出したり,起訴された後は保釈請求書を提出したりすることができます。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所仙台支部は,刑事事件を専門に扱う法律事務所です。
宮城県迷惑行為防止条例違反(痴漢)事件に強い刑事弁護士による初回接見サービスを行っています。
夫が痴漢逮捕された場合は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所仙台支部までご相談ください。

息子が盗撮で逮捕された

2021-04-16

息子が盗撮で逮捕された

息子が盗撮逮捕された場合について,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所仙台支部が解説します。

【刑事事件例】

Aさんは,宮城県仙台市内を走るJRの電車の中で,20代女性の女性(Vさん)のスカートの中を盗撮したとして,宮城県仙台中央警察署の警察官により,宮城県迷惑行為防止条例違反(盗撮)の容疑で逮捕されました。
Aさんのご両親は,宮城県仙台中央警察署の警察官から,息子が盗撮で逮捕されたと聞き,息子を助けるためにはどうすればよいかと考えています。
(2021年4月9日に読売新聞に掲載された記事を参考に作成したフィクションです。)

【宮城県迷惑行為防止条例違反(盗撮)とは何か】

宮城県迷惑行為防止条例第3条の2第1項(卑わいな行為の禁止)
何人も,公共の場所又は公共の乗物において,人を著しく羞恥させ,又は人に不安を覚えさせるような次に掲げる行為をしてはならない。
③人の下着等を撮影し,又は撮影する目的で写真機,ビデオカメラその他これらに類する機器(以下「写真機等」という。)を向け,若しくは設置すること。

盗撮行為で逮捕される刑事事件例が多いのは,この宮城県迷惑行為防止条例違反によるものです。

宮城県迷惑行為防止条例では,「公共の場所又は公共の乗物において」,「人を著しく羞恥させ,又は人に不安を覚えさせるような」態様による,「人の下着等を撮影」する行為,「撮影する目的で写真機」等を「向け」る行為,「設置する」行為を禁止しています。
盗撮行為はもちろん,実際に撮影が完了していなくても,写真機等を向けたり設置したりした場合にも,宮城県迷惑行為防止条例違反(盗撮)の罪が成立することになります。

【盗撮した場合,どんな刑罰が科されるか】

宮城県迷惑行為防止条例第16条
次の各号のいずれかに該当する者は,1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処する。
①第3条の2第1項(第3号に係る部分に限る。)…の規定に違反して撮影した者

宮城県迷惑行為防止条例第3条の2第1項第3号に違反して,盗撮行為を行った場合には,1年以下の懲役,あるいは100万円以下の罰金が科されることになります。

【息子が盗撮で逮捕された場合,いつ帰ってくるか】

宮城県迷惑行為防止条例違反(盗撮)で逮捕された場合,警察官は被疑者の方の身柄を48時間以内に引き渡します。
そして,警察から被疑者の方の身柄を引き受けた検察官は,24時間以内に被疑者の方を勾留(逮捕に引き続く身体拘束のことをいいます。逮捕の延長とも考えることができます。)の請求をするかを決定します。

検察官が勾留の請求をし,勾留を裁判官が認めると,被疑者の方には10日間,延長されると最長で20日間の身体拘束がなされることになります。

その後,検察官が宮城県迷惑行為防止条例違反(盗撮)事件で起訴した場合,被疑者の方には被告人としての勾留が継続することになります。
なお,被疑者の方が20歳未満の少年であった場合には,検察官は少年の身柄を家庭裁判所に引き渡し,家庭裁判所が観護措置(身体拘束)をするかを決定します。

【息子が盗撮で逮捕された場合,どうすればよいか】

宮城県迷惑行為防止条例違反(盗撮)で逮捕されたご家族の方を助けるためには,警察官から検察官が被疑者の方の身柄を引き受けた段階で,刑事弁護士が検察官に対して,被疑者の方を勾留する必要がないこと,勾留されたときの不利益が大きいことなどを主張し,検察官に勾留請求をしないように説得することが重要です。
同様の刑事弁護士による働きかけは,裁判官が勾留決定をしないように説得することもできます。

この刑事弁護士による身柄解放活動はスピードが命であり,ご家族の方が逮捕されてから72時間以内(警察官が検察官に身柄を引き渡すまでの48時間+検察官が勾留請求をするまでの24時間)に刑事弁護活動を行うことが重要です。

そこで,ご両親の方が,「息子が宮城県迷惑行為防止条例違反(盗撮)で逮捕された」と知った場合には,速やかに刑事弁護士に初回接見を依頼し,その後の身柄解放活動をすみやかに行ってもらうことが大切となるでしょう。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所仙台支部は,刑事事件を専門に扱う法律事務所です。
盗撮事件に強い刑事弁護士による初回接見サービスを行っています。
息子が盗撮逮捕された場合は,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所仙台支部までご相談ください。

コインランドリーの下着窃盗で逮捕

2021-04-13

コインランドリーの下着窃盗で逮捕

コインランドリーの下着窃盗逮捕された場合について,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所仙台支部が解説します。

【刑事事件例】

宮城県仙台市泉区に住むAさんは,同市内のコインランドリーにおいて,稼働中だった洗濯乾燥機に入っていた下着などを含む洗濯ネットを無断で取り出し,そのまま持ち去りました。
その後,宮城県泉警察署の捜査の結果,防犯カメラの映像などからAさんによる犯行が発覚し,Aさんは窃盗罪の容疑で逮捕されました。
(2021年4月5日にSTVNEWSに掲載された記事を参考に作成したフィクションです。)

【下着窃盗事件で逮捕されたら】

コインランドリーの下着窃盗逮捕された場合,下着窃盗を解決するためには,どのようなことをすればよいのでしょうか。
以下では,コインランドリーの下着窃盗逮捕された場合に行うことができる代表的な刑事弁護活動について説明します。

【示談をする】

コインランドリーの下着窃盗逮捕された場合,事件解決の一つの手段として,下着窃盗の被害者の方と示談をすることが考えられます。

ここで,コインランドリーの下着窃盗は,財産事件というよりも性犯罪事件であるといえ,下着窃盗の被害者の方の処罰感情が強かったり,下着窃盗の被疑者の方との接触を避けたがったりする可能性があります。
このような状況で,下着窃盗の被疑者の方が直接,下着窃盗の被害者の方と連絡を取り,示談交渉をすることは難しいと考えられます。
下着窃盗の被害者の方の感情を逆撫でで,かえって事態が悪化してしてしまうという事態も考えられないわけではありません。

そこで,示談交渉の際に,下着窃盗の被疑者の方の代理人であると同時に,第三者的役割を担うことができる刑事弁護士を選任することができれば,下着窃盗の被疑者の方と,下着窃盗の被害者の方の間に入って連絡を取り合うことができます。

実際に,下着窃盗の被害者の方の処罰感情が大きかった場合であっても,刑事弁護士限りで示談交渉に応じてもらえるケースも見受けられ,示談交渉のために刑事弁護士を選任することの効果は大きいと考えられます。

【再犯防止対策をとる】

上述のように,コインランドリーの下着窃盗は,財産事件というよりも性犯罪事件であるといえます。
そこで,性犯罪特有の再犯防止対策を取り,検察官や裁判官に対して二度と同じような過ちを繰り返さないことを約束することが重要です。

例えば,性犯罪を犯す被疑者の方には認知(物事の捉え方)の歪みがある場合があります。
そのような場合は,精神内科や心療内科の専門医による診察や認知行動療法などの治療を受け,医学的観点から再犯防止対策をとることが重要となります。
その他,薬物療法も有効であると考えられます。

そして,刑事弁護士は,下着窃盗の被疑者の方が再犯防止対策をとっていること,例えば専門医のもとで診察や治療を受けていることなどを下着窃盗の被疑者の方から聞き取り,それを書面化して検察官や裁判官に提出することができます。

【身柄を解放する】

コインランドリーの下着窃盗逮捕・勾留されてしまっている場合は,刑事弁護士は検察官や裁判官に対して書面や面談を通して,速やかに身柄を解放するよう求めることができます。

また,下着窃盗の被害者の方との示談がまとまっていることは,身体拘束を解く上で非常に有利な事情となります。
したがって,下着窃盗の被害者の方との示談は,身柄解放活動と事件の終局的解決のどちらの面でも重要になります。

【まとめ】

以上のように,コインランドリーの下着窃盗では,刑事弁護士は,示談や再犯防止のための助言,身柄解放活動など,様々な刑事弁護活動を行うことができます。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所仙台支部は,刑事事件を専門に扱う法律事務所です。
コインランドリーの下着窃盗逮捕された場合は,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所仙台支部までご相談ください。

宮城県仙台市宮城野区の児童買春事件

2021-04-09

宮城県仙台市宮城野区の児童買春事件

宮城県仙台市宮城野区の児童買春事件について,弁護士法人あいち刑事事総合法律事務所仙台支部が解説します。

【刑事事件例】

Aさんは,宮城県仙台市宮城野区のホテルにおいて,SNS(会員制交流サイト)で知り合ったVさん(女子高校生)が18歳未満であると知りながら現金1万5千円を渡して児童買春したとして,児童買春・児童ポルノ禁止法違反の容疑で逮捕されました。
Aさんは児童買春事件を含む刑事事件に詳しい刑事弁護士を探しています。
(2021年3月30日に産経新聞に掲載された記事を参考に作成したフィクションです。)

【児童買春・児童ポルノ禁止法とは】

児童買春・児童ポルノ禁止法は,正式名称を「児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律」とする法律です。

児童買春・児童ポルノ禁止法2条2項
この法律において「児童買春」とは,次の各号に掲げる者に対し,対償を供与し,又はその供与の約束をして。当該児童に対し。性交等(性交若しくは性交類似行為をし。又は自己の性的好奇心を満たす目的で,児童の性器等(性器,肛門又は乳首をいう。以下同じ。)を触り,若しくは児童に自己の性器等を触らせることをいう。以下同じ。)をすることをいう。
1号 児童

児童買春・児童ポルノ禁止法では,児童(18歳に満たない者)に対し,金銭などの対償を供与し,又はその供与の約束をして,当該児童に対し,性交等の行為をすることを児童買春として禁止しています。

児童買春・児童ポルノ禁止法4条
児童買春をした者は、5年以下の懲役又は300万円以下の罰金に処する。

児童買春事を起こした者には,5年以下の懲役又は300万円以下の罰金が科されることになります。
児童に対する性的搾取及び性的虐待が児童の権利を著しく侵害することの重大性に鑑み,児童買春事件を起こした者に対してはこのような重い刑が科されることになっています。

【児童買春事件で逮捕された場合】

児童買春事件を起こした場合,児童買春事件の被害者の方と示談をすることが重要です。

刑事事件例の児童買春事のように,被害者の方とSNS(会員制交流サイト)で知り合った場合,被害者の方の名前や連絡先を知らない場合が多くあります。
その場合,刑事弁護士は,検察官に対して刑事弁護士限りで被害者の方の連絡先を教えてもらえないかと打診することができます。
また,刑事事件例の児童買春事件のように,被害者の方が未成年者である場合,実際の示談交渉は児童買春事件の被害者の方のご両親と行うことになります。

示談交渉では,正式な謝罪と相当の被害弁償をしたいと伝え,児童買春事件の被害者の方の希望によっては,接触禁止条項などを示談書に取り入れることになります。

示談交渉を上手く進めることができれば,宥恕条項(許すという趣旨の条項)を示談書に取り入れることができます。
このような宥恕条項の入った示談書を検察官に提出することができれば,児童買春事件不起訴処分を得られる可能性も高まります。

もちろん,児童買春事件で不起訴処分などの寛大な処分を受けられるかどうかは,本件児童買春事件以外の被疑者の方の前科や余罪の有無といった具体的な事情に左右されますので,まずは刑事弁護士の相談することから始めるとよいでしょう。
そして,その際には,示談交渉の経験が豊富で刑事事件に強い刑事弁護士依頼することが重要です。

弁護士法人あいち刑事事総合法律事務所仙台支部は,刑事事件を専門に扱う法律事務所です。
児童買春事件の刑事弁護を担当した経験のある刑事弁護士が多数在籍しております。
宮城県仙台市宮城野区の児童買春事件で刑事弁護士をお探しの方は,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所仙台支部までご相談ください。

公然わいせつ事件で捜査を受けた

2021-03-09

公然わいせつ事件で捜査を受けた

公然わいせつ事件捜査を受けた場合について,弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所仙台支部が解説します。

【刑事事件例】

愛知県仙台市青葉区に住むAさんは,同区内の大型書店において,参考書売り場付近に女子中学生(Vさん)がいるのを見つけ,下半身を露出しました。
後日,Vさんは両親に公然わいせつ事件を相談し,宮城県仙台中央警察署は公然わいせつ事件捜査を開始しました。
その後,Aさんは宮城県仙台中央警察署の警察官により,公然わいせつ罪の容疑で捜査を受けました。
(2021年3月3日にSTVNEWSに掲載された記事を参考に作成したフィクションです。)

【公然わいせつ罪とは】

刑法174条
公然とわいせつな行為をした者は,6月以下の懲役若しくは30万円以下の罰金又は拘留若しくは科料に処する。

公然わいせつ罪を犯した者には,6月以下の「懲役」若しくは30万円以下の「罰金」又は「拘留」若しくは「科料」が科せられます。

公然わいせつ罪で科され得る「懲役」とは,刑事施設に拘置し刑務作業に服させられることをいいます。
公然わいせつ罪で科され得る「罰金」とは,1万円以上の金銭を徴収されることをいいます。
公然わいせつ罪で科され得る「拘留」とは,1日以上30日未満の期間,刑事施設に拘留されることをいいます。
公然わいせつ罪で科され得る「科料」とは,1000円以上1万円未満の金銭を徴収されることをいいます。

【公然わいせつ罪の成立要件】

公然わいせつ罪は,「公然と」「わいせつな行為」をしたものに成立します。

公然わいせつ罪の「公然と」とは,わいせつな行為を不特定または多数人が認識できる状態をいいます。
また,現実に不特定又は多数の人が認識する必要はなく,その認識の可能性があれば,公然わいせつ罪の「公然と」という要件が満たされると考えられています。

刑事事件例では,Aさんは,不特定または多数の客が認識することができる可能性のある大型書店内において陰部を露出しています。
よって,Aさんのわいせつな行為を不特定または多数人が認識できる状態であったとして,公然わいせつ罪の「公然と」という要件が満たされると考えられます。

また,公然わいせつ罪の「わいせつな行為」とは,いたずらに性欲を興奮・刺激させ,かつ,一般人の正常な性的羞恥心を害し,性的道義観念に反する行為であると考えられています。

そして,刑事事件例のような殊更に陰部を露出する行為は,いたずらに性欲を興奮・刺激させ,かつ,一般人の正常な性的羞恥心を害し,性的道義観念に反する行為であるとして,公然わいせつ罪の「わいせつな行為」という要件が満たされると考えられます。

以上より,Aさんには公然わいせつ罪が成立すると考えられます。

【公然わいせつ事件の刑事弁護活動】

公然わいせつ事件で不起訴処分などの寛大な処分を獲得したい場合,公然わいせつ事件捜査する検察官に対して,二度と公然わいせつ事件を起こさないと誓い,その旨を伝えていくことが重要です。

ここで,公然わいせつ事件は再犯率の高い性犯罪事件であるため,例えば,メンタルクリニックに通い,専門医から診察やカウンセリングを受けたりして,医学的な観点から,公然わいせつ事件の再犯を起こさないための対策をすることができます。
刑事弁護士は,メンタルクリニックへの通院状況や結果を被疑者の方から聞き取り,それを書面化する等して,公然わいせつ事件を捜査する検察官に,再犯防止対策をしっかりしていることを伝えていくことができます。

弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所仙台支部は、刑事事件を専門に扱う法律事務所です。
公然わいせつ事件捜査を受けた場合は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所仙台支部までご相談ください。

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