【お客様の声】青少年健全育成条例違反を起こし、被害者と示談し正式裁判を回避
18歳未満の者に対して淫らな行為をした事件で、被害者と示談を締結したことで公判請求を回避し略式罰金となった弁護活動とお客様の声を、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所仙台支部が紹介します。
事件概要
依頼者の息子さん(30代男性、前科・前歴なし)は、相手が18歳未満の者であることを知りながら、性交に及んだことで、警察に逮捕されてしまいました。
弁護士は逮捕後すぐに接見に伺い、その後身柄解放のための弁護活動を開始しました。
意見書等を警察に提出したその日のうちに、息子さんは勾留阻止で釈放になりました。
その後、弁護士は被害者の保護者と示談交渉を行いました。
被害者側が提示した示談金は息子さんに払える金額ではありませんでしたが、示談交渉の末、双方納得いく落としどころを見つけました。
示談は無事締結され、弁護士は公判請求をしないよう裁判所に働きかけました。
そして息子さんの処分は略式罰金となり、公判請求はされずに正式裁判を回避することに成功しました。
結果
勾留阻止
略式罰金
事件経過と弁護活動
早期釈放のため弁護士はすぐに意見書を作成し、捜査機関に提出しました。
意見書の効果もあり、勾留阻止となって息子さんは無事釈放されました。
そして今回の被害者は未成年者であったため、弁護士は被害者の保護者となる両親に連絡を取りました。
被害者側は当初息子さんが払えないほどの示談金を提示していました。
しかし、示談交渉の中で、あくまで罪を犯したことの責任を知って欲しいとの意向が強く、必ずしも高額でなくとも良いことが分かりました。
そこで弁護士は金額面を息子さんが払える範囲にとどめ、それ以外の被害者が望む条件をなるべく反映した示談書を作成しました。
最終的に、この内容ならと被害者側は示談に応じ、無事示談は締結されました。
示談が成立したこともあり、裁判は開かれず、略式罰金が息子さんの処分になりました。
今回はすぐに弁護士が動けたことで勾留阻止が叶い、裁判が開かれてもおかしくない事件で公判請求を回避でき、スムーズに解決できた事件となりました。


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