宮城県富谷市の強制わいせつ致傷罪で逮捕 身柄解放を目指す弁護士
Aさんは、宮城県富谷市の路上を歩いていた初対面の女性Vさんに無理矢理背後から抱き着いて衣服の中に手を入れVさんの胸を触りました。
Vさんが抵抗したため、押さえつけようとしたAさんはVさんを転倒させてしまい、Vさんは全治2週間の怪我を負いました。
後日Vさんが宮城県警大和警察署に被害届を提出し、防犯カメラの映像からAさんが強制わいせつ致傷罪の疑いで逮捕されました。
(フィクションです。)
~強制わいせつ致傷罪と身柄解放~
強制わいせつ致傷罪が成立するためには,強制わいせつなどの基本犯又はその未遂罪を犯したことと死傷の結果との間に因果関係がなければならないとされています。
このような因果関係が認められる場合とは,死傷結果が,わいせつ行為自体から生じた場合はもちろんのこと,その手段である暴行・脅迫行為によって生じた場合や,その場から逃走するために加えた暴行行為によって生じた場合も含むとされています。
今回のAさんは、押さえつけようとした際に怪我をさせていますので、Aさんは強制わいせつ致傷罪となってしまう可能性が高そうです。
強制わいせつ致傷罪の法定刑は無期又は3年以上の有期懲役と非常に重く定められています。
強制わいせつ致傷罪は重罪ですが、まったく身柄解放が認められないわけではありません。
事案によっては、勾留の要件が認められず、身柄解放につながるケースもあります。
例えば、事例のように、AさんとVさんが初対面で、AさんがVさんの名前、住所、連絡先も知らないということであれば、AさんがVさんに接触したりして「被害届を取り下げろ」などと言ったりする可能性は低いと言え、身柄解放につながりやすくなります。
身柄拘束から解放されるためには、勾留の理由となる事由が、存在しないことを検察官や裁判官に納得してもらわなければなりません。
勾留の理由となる事由が存在しないことを説得的に主張するためには、客観的な資料による裏付けがあったほうが説得的ですが、そのような資料を作成・収集するためには、被疑者から事件について十分に話を聞き、精査するための時間が必要です。
そのためには、早期に弁護士に相談していただくことが重要となります。
弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所には、強制わいせつ致傷罪等の刑事事件を専門に取り扱う弁護士が所属しております。
強制わいせつ致傷事件で身柄解放をお考えの方は、弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所までご相談ください。
(初回法律相談:無料)

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