Archive for the ‘暴力事件’ Category

【多賀城市の傷害事件】少年事件で少年鑑別所移送回避に尽力する弁護士

2018-06-16

【多賀城市の傷害事件】少年事件で少年鑑別所移送回避に尽力する弁護士

~ケース~
多賀城市の私立高校に通うAさん(18歳)は、クラスメートVさんに対し、殴る蹴るなどの暴行を加え、全治1カ月の怪我を負わせた。
傷害罪の容疑で逮捕されたAさんは、その後家庭裁判所へ送致され、仙台少年鑑別所へ移送された。
学校側から観護措置になった場合、退学もあり得ると聞いたAさんの両親は、少年事件に強い弁護士に観護措置を回避して欲しいと相談した。
(このストーリーはフィクションです)

~観護措置を回避するためには~

今回は、少年事件の中でも、観護措置に焦点を当てて考えてみたいと思います。
観護措置とは、少年事件において少年を少年鑑別所に送ることをいい、その判断は家庭裁判所の裁判官が行います。
観護措置決定が出ると、少年は少年鑑別所で通常4週間、最長で8週間生活することになります。

少年鑑別所では、様々な検査や鑑別技官との面接、行動観察を通して、少年が非行行為を行った原因を調査し、その改善策を考えていきます。
また、非行の原因が家庭環境や不良な友人関係にある場合には、少年鑑別所に入り実生活から離れることが少年にとってプラスに働く場合も多くあります。

しかし、上記のケースのように、観護措置が退学理由になるなど、実生活に大きな影響が出る恐れがあります。
また、少年鑑別所内には同じく非行行為を起こした少年が収容されていますので、いじめや周囲からの悪影響を受けてしまう可能性もあります。

その為、事件の内容や少年の置かれている状況にもよりますが、弁護士は観護措置回避に向けた弁護活動をしていくことが多いです。
観護措置の必要性が無いことを裁判官に認めてもらう為に、例えば、家族と共に更生できる環境づくりのために保護者と面会を重ねたり、学校や職場等、少年が社会内で更生できるための居場所を模索していきます。
また、被害者との示談交渉を進めたり、不良交友関係を解消するための方法を検討したりと様々な活動を行います。

仮に、観護措置が出てしまった後も、弁護士(付添人)は観護措置決定に対する不服申し立てを行い、少しでも早く少年が日常生活に戻れるよう活動していきます。

お子様が傷害罪に問われている、あるいは少年鑑別所移送を回避したいとお考えの方は、少年事件に強い弁護位法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士にご相談下さい。
仙台少年鑑別所の初回接見費用 37,300円)

逮捕勾留後、身柄解放に尽力する弁護士【仙台市泉区の身柄拘束事件】

2018-06-12

暴行罪で逮捕勾留後、身柄解放に動く弁護士【仙台市泉区の身柄拘束事件】

~ケース~
Aさんは、仙台市泉区内のパチンコ店において、隣の台で遊戯していたVさんと口論になった。
そして、口論の末、Aさんは手でVさんの頭を叩くなどの暴行を加えた。
その後、Aさんは暴行罪の疑いで、宮城県警泉警察署逮捕されたため、Aさんの家族はAさんの身柄解放を願い、刑事事件に強い弁護士に初回接見を依頼した。
(このストーリーはフィクションです)

~身柄事件と在宅事件の違い~

刑事事件を起こしてしまった場合、まず被疑者にとって大きな問題となるのは、逮捕され身柄拘束を受けるか否かです。
もし被疑者を逮捕して身柄拘束した場合、警察官は48時間以内に容疑者の身柄を検察官に送致しなければなりません。
そして、検察官は、身柄引き受けから24時間以内に勾留請求をするか、身柄解放するか判断する必要があります。
検察官から勾留請求がなされ、裁判所が勾留請求認容の決定を下した場合、原則10日間、延長されれば最大20日間身柄拘束をされることになります。

一方、在宅事件では、被疑者の身柄拘束をしないまま(逮捕勾留しないという状態で)刑事手続が進められるため、被疑者にかかる負担は格段に軽くなります。

そのため、弁護士は依頼を受けると、被疑者・被告人を早期に身柄解放し在宅事件とするために、証拠隠滅や共犯者との接触のおそれといった勾留の必要性が無いことを書面などで検察官に訴えかけ、勾留請求をしないように働きかけます。
そして、裁判所によって勾留の決定が出された後であっても、勾留の決定を取下げてもらうよう準抗告をおこない、少しでも早い身柄解放を目指します。

また、身柄事件と違い、在宅事件の場合は起訴するまでの期限が決まっていないため、捜査機関も焦ることなく捜査を進めることが出来ます。
一方で、弁護士も不起訴処分獲得に向けて、示談交渉など様々な弁護活動をする時間的余裕が出来ますので、実体的真実の発見や不当に重い刑罰を避けることに繋がります。

実際、上記のような活動を加害者や加害者の家族が行うことは難しいため、刑事事件で逮捕身柄拘束を受けた場合は、1度刑事事件に強い弁護士に相談されることをお勧めします。
ご家族が暴行罪の容疑で逮捕身柄拘束を受けてお困りの方は、刑事事件に強い弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所の弁護士にご相談下さい・
宮城県警泉警察署の初回接見費用 34,800円)

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