宮城県七ヶ浜町の殺人未遂事件 中止犯の刑の減免に詳しい弁護士

宮城県七ヶ浜町の殺人未遂事件 中止犯の刑の減免に詳しい弁護士

宮城県七ヶ浜町に暮らす30代会社員Aさんは、妻と激しい夫婦喧嘩になった際、妻を殺害しようと台所にあった包丁を手に取って、妻の左胸部を突き刺そうと包丁を振りかざした。
しかし、妻から「殺さないで」と懇願され、子供も泣き出したため、「殺してしまえば子供が可哀そうだ」と感じてAさんは自発的に犯行を思い止まった。
妻の通報によって駆け付けた宮城県警察塩釜警察署の警察官は、Aさんを殺人未遂罪の容疑で逮捕した。
Aさんの妻と両親は、なんとかして刑を軽くできないか弁護士に相談した。
(フィクションです。)

~中止未遂(中止犯)にあたれば、必ず刑が減軽又は免除される~

刑法43条には、「犯罪の実行に着手してこれを遂げなかった者は、その刑を減軽することができる。ただし、自己の意思により犯罪を中止したときは、その刑を減軽し、又は免除する。」と未遂犯の刑について定めています。
「自己の意思により犯罪を中止した」場合(刑法43条後段)のことを、中止未遂(または中止犯)、これ以外の未遂は障害未遂と呼ばれます。

中止未遂(刑法43条後段)では、刑の減免について、障害未遂と異なり「できる」ではなく「する」との文言が使われています。
つまり、中止未遂(中止犯)にあたるとされれば必ず刑を減軽、又は免除されるということです。
障害未遂と比べて、中止未遂(中止犯)は刑の減免に与える効果がかなり大きいです。

「自己の意思により」とは、犯罪をやろうと思えばでき、中止するような事情がないにもかかわらず自発的に中止することを言います。
外部的な障害によらず、行為者が自発的意思により行動すれば、同条ただし書の「自己の意思によ」るものといえます。

事例のAさんは、妻から「殺さないで」と懇願され、子供も泣き出したため、「殺してしまえば子供が可哀そうだ」と感じて自発的に犯行を思い止まっています。

事例と似た裁判例で、中止未遂(中止犯)にあたるとする裁判例に、
殺人の実行行為中に、被害者の子供が泣き出したため、殺してしまえばその子がかわいそうだし反省の気持ちも生じて中止したという事例があります(福高判昭29・5・29高等裁判所刑事判決特報26・93)。

今回のケースの場合、弁護士は、Aさんに中止未遂(中止犯)が成立することを主張して刑の減免を狙っていく弁護活動をすることが考えられます。

殺人未遂罪で中止未遂(中止犯)にあたるかお困りの方は、刑事事件専門の弁護士法人あいち刑事事件総合法律事務所にご相談下さい。
(宮城県警察塩釜警察署の初回接見費用 38,800円)

 

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